こんにちは、大田区大森・山王エリアで鍼灸マッサージを行なっております。
山王はりきゅうマッサージ処りゅうしん堂の大西です。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
鍼(はり)って聞いたことがあるけど受けたことはないという方がほとんどではないでしょうか?
今回はそもそも鍼って何?ということについて話していこうと思います。
もっともよく使われている鍼は毫鍼(ごうしん)と言われるもので、持つ部分(鍼柄)と刺す部分(鍼体)に分かれています。
素材はステンレス製が多く、金や銀で出来たものもあります(金製は高い!笑)
りゅうしん堂で使っている鍼の長さは15mm〜75mm、太さは0.14mm〜0.3mmで部位や目的によって使い分けています(顔など皮膚が薄いところには短くて細い鍼、お尻など筋肉が大きいとことには太くて長い鍼など)
鋭利にカットされている注射針とは違い、鍼の先端は少し丸みをおびた尖った形をしているので注射針のような痛みは出ずらく、一番細い鍼は髪の毛の太さと同じくらいなので刺されても気づかないことがあります。
またりゅうしん堂ではディスポーザブルという滅菌された使い捨て鍼を使用しているので衛生面でも安心です。
日本でよく使われる刺し方は管鍼法(かんしんほう)といい、管(鍼管)の中に鍼を入れ上からトントンと叩くことによって刺す方法です。
誰でも刺しやすいという特徴があります。
中国などでよく使われる刺し方は撚鍼法(ねんしんほう)といい、鍼管を使わず直接鍼を持って刺す方法です。
狙ったとことに刺しやすいという特徴があります。
りゅうしん堂では目的や使う鍼によって刺し方を変えています。
刺さない鍼あります!
鍼って刺すものだと思っていたからビックリですよね 笑
てい鍼と言われ、刺さずに皮膚を刺激することで施術を行います。
とても優しい刺激なので鍼を刺されるのは怖いという人や刺激に敏感という人にオススメです。
また小児はりという小さなお子さんに使う鍼もあります。
ローラー型の鍼などいろいろな形があり、夜泣きやかんしゃく、アトピー性皮膚炎などの症状に用いられます。
テレビを見ているとスポーツ選手や芸能人が丸いシールの様なものを貼っているのを見かけることがあります。実はあれ、鍼なんです!
円皮鍼(えんぴしん)といわれ、テープの真ん中に短い鍼がついています。
貼っているあいだ効果が持続するのでちょっと気になるところに使ったり、次の施術まで効果を持たせるために使います。
鍼について「なるほどそういうものなのか!」と思っていただけたでしょうか?
少しでも鍼に興味を持っていただけたのなら幸いです😊
りゅうしん堂 大西
参考:寺澤佳洋『鍼灸のことが気になったらまず読む本Q&A89』中外医学社 2022
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