女性の強い味方!【三陰交】

2025年01月10日 20:00
カテゴリ: ツボ

こんにちは。
京浜東北線「大森駅」から徒歩10分、大田区山王で鍼灸マッサージを行なっております。
山王はりきゅうマッサージ処りゅうしん堂の大西です。
ブログをご覧いただきありがとうございます!

三陰交は「婦人科の要穴」とも言われ生理痛や更年期障害など女性特有の症状によく使われるツボです。
今回はそんなツボ【三陰交】を紹介したいと思います。

三つの経絡が交わる【三陰交】

◆三陰交(さんいんこう)

・由来:足の三陰経「肝経」「脾経」「腎経」の3つの経絡が交わる場所のため、三つの陰経が交わる交点という意味から【三陰交】と名付けられた。
・位置:下腿内側、内果先端と陰陵泉を結ぶ線上、脛骨内側縁の後方、内果先端の上3寸。
・効能:調和気血、補脾胃、助運化、通経活絡など。

三陰交のツボ

三陰交は内くるぶし(内果)の中心から指4本分(約4〜5cm)上にあり、すねの骨(脛骨)の後ろ側にあるやや凹んだ部分です。

三陰交はどんな時に使う?

三陰交は婦人科の要穴とも呼ばれ、特に血のめぐりに対して効果があると言われており、下記のような血のめぐりに関係する症状がある方のおすすめです。

⬜︎生理痛がひどい
⬜︎ PMSがつらい
⬜︎不妊治療をしている
⬜︎更年期障害が出てきた

また脾経(消化器と関連する経絡)上にあるため消化器症状に効果を発揮したり、血と合わせて気のめぐりにも関係するため冷え症にも使われます。

いかがだったでしょうか?
セルフケアで行う場合は、指で押すのもいいですがお灸がおすすめです!
正確な位置や自分の症状に合っているのかなど気になる場合はお気軽にご相談ください😊

※ 子宮を収縮する特性があり、妊娠初期や流産のリスクがある方は刺激を避けた方がいい場合があります。気になる方は主治医や鍼灸師にご相談してからお試しください。

りゅうしん堂 大西

参考:天津中医薬大学+学校法人衛生学園『針灸学[経穴編](改訂版)』東洋学術出版、2021

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