こんにちは。
京浜東北線「大森駅」から徒歩10分、大田区山王で鍼灸マッサージを行なっております。
山王はりきゅうマッサージ処りゅうしん堂の大西です。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
以前のブログでに眼精疲労ついて東洋医学ではどう考えられているのかお話しました。
今回は西洋医学の視点から眼精疲労を見ていきたいと思います!
眼精疲労を対象にした研究はあまりないためここでは視力向上に対する研究をみてみたいと思います。
特別な疾患を持たず日常から疲れ目を感いている被験者を対象に合谷、太陽、攅竹のツボに鍼刺激を行った結果、視力の向上が見られた。
また上記のツボを外した部位(ツボの5cm外側など)や偽鍼(鍼を刺さず鍼管を当てて叩くのみ)では変化が見られなかった。
この研究では東洋医学で効果があるとされるツボへの鍼刺激が効く可能性が示唆されています。
鍼施術での症例集積による報告では網膜色素変性症や強度近視、白内障、緑内障などの症例に対して中心視力が改善する場合があるとの報告もあります。
以上のように眼精疲労についての研究はまだまだ少ない状況ですが目の症状に対しての鍼灸施術の報告も増えてきています。
鍼刺激での視力向上、眼精疲労回復のメカニズムにはいくつかの可能性が考えられています。
ひとつには鍼刺激を行うことで副交感神経が優位になり瞳孔が収縮することで視力の向上や眼精疲労の回復が起こることです。
また未解明ながら視中枢や視覚路への影響も考えられており今後の研究が期待されたいます。
いかがだったでしょうか?
りゅうしん堂では東洋医学と西洋学の二つの考え方を合わせて施術を行っています。
まずはお気軽にご相談ください。
りゅうしん堂 大西
参考:川喜田健司、矢野忠著『鍼灸臨床最新科学』医歯薬出版株式会社、2014年
※研究の結果が必ず正しいわけではなく個人差があります。また違うアプローチの研究や違う結果になる研究が出ることもあります。日々新しいことが発見されており研究結果が変わる可能性もありますのでご注意ください。
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